2003.05.29
浪速人情紙風船団
 第3回公演

センセとおしえご


2003年5月29日〜31日
 ワッハホール






 5月29〜31日難波のワッハホールで「浪花
人情紙風船団」のセンセとおしえご」の公演
がありました。

洋さんの女優デビューにふさわしいとても
温かい舞台でした。
ミュージカルスターを夢見る「岡崎えみこ」
という等身大の役どころ心に沢山の荷物を
背負った“えみこ”を明るく特に激しく
演じられ紅さん演じるおしえご師匠にくって
かかる迫真の演技には、客席も緊張涙さそう
場面でした。
最後にはおしえご師匠と”えみこ”の底抜けに
明るい漫才で幕。

共演のTV、舞台で活躍されているベテラン
俳優さん方とも堂々と渡り合いなお物語の
キーマンとしてかがやいていました。
又オープニングの黒エンビでの「ショーほど
素敵なショー売はない」の歌と踊り又場面
ごとのカッコよくあるいはキュートに決めた
衣装、歌劇の男役から女優へ違和感なく
受け入れられた様です。

神戸人である作者の菱田信也氏のプログラム
上の言葉「・・・通天閣に上って町を見下ろ
した時生まれて初めて泣いた眼下に広がる
大阪平野には確かに人が住みあちこちで
笑いながら紙風船が飛んでいた
・・・中略・・・
羨ましさと妬ましさ「浪花人情紙風船」には
そいつをすべて込めてある。」の通り
芝居の中に漫才をちりばめおもしろくおかしく
そして切ない観た人がやさしくなれる舞台
でした。

千秋楽は整理券を求め長い列ができ補助席
も加わり大変好評のうちに公演は終了
しました。







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