汀夏子ハートフルディナーショー
〜元宝塚トップスターと
 元OSKトップスターの競演〜

 2008年12月 4日(木)
  ホテルモントレ大阪 7Fアマリエ




洋さんは東京會舘のディナーショーに
引き続き、ホテルモントレ大阪で
「汀夏子ハートフルディナーショー」
にゲスト出演しました。
昨年の「時空」公演の感動も新たに
大勢のお客様の中、歌にトークに
賑やかに華やかに盛り上がりました。

バンド演奏の後、聴こえてきたのは
♪ TAKE5 ♪のメロディ。
舞台の中央から先に登場した洋さん、
汀さんを迎えて、おなじみのリズムに
のってシャープにカッコよく決め
最後のポーズに拍手喝采でした。

ソフト帽をかぶり直した汀さんの
♪ It ain't necessarily so ♪
アンニュイな歌詞とダンディな振りに、
思わずストーリーを想像してしまいます。

スポットライトに浮かぶベージュ色の
衣装の洋さん、しっとりと
♪ 哀愁のカサブランカ ♪
♪ Please Come Back To Me 
  あんなに誰かを愛せな〜い”
ソフトで伸びやかな歌声が何時までも
心に残ります。

ここで洋さんのウエルカムトーク。
 軽く自己紹介、そして汀さんの
ディナーショーゲスト出演に
至った事情を話されたのですが、
爆笑でした。
 笑いを誘う絶妙な
“間” はさすがです。
OSK80周年記念公演 
「Dance For Tomorrow」
の爆笑トークを思い出しました。

洋さんのオリジナル曲
♪ 未来へ ♪
♪“Making of MY LIFE 
  自分を信じることから始めよう”
と歌い始まる、夢に向かって
頑張っている人への応援歌。
 舞台を降り客席と触れ合い
 ながら歌われました。

汀さんの(大劇場公演の時)
2階への目線を見るたびに
“見て下さってる、どの席に
座っても自分を知ってくれている”
と思っていたそうです。
その時の熱い思いを胸に
♪ 夢人 ♪ 
一番を洋さんが、再び登場した
汀さんが二番を歌われました。

「時空」公演の感動そのままに、
お二人のコーナーを再現して
くれました。
 お互いの歌劇団のこと等、
トークも相変わらず楽しく、
汀さんの当意即妙な反応には
大いに沸きました。
大好きな曲と言って汀さんが
歌って下さったのは、
♪ 闇の貴公子 ♪ 
闇の世界から都を守る陰陽師の
なぞめいた妖しさが伝わって
きます。
 光と闇、人の心の深淵・・・
妖しくもミステリアスな・・・
こんなお二人の舞台も観たい
ものです。
洋さんが憧れの玉勇さんと会う
約束をした総司の心ときめき
そのままに
♪ 星が近くに見える ♪
 「こまるなぁ」
 「なにがどす?」
汀さんの沖田総司さんと、
洋さんの玉勇さんの掛け合いが、
なんとも無邪気でほほえましい。
♪ あなたの方が幸せ ♪
お二人のコーナー最後は
♪ あなたに ♪ 
どんな場面で歌われたのか、
とても愛らしい曲を 
「時空」 の時よりPOPで
ハッピーな感じで。

汀さんの
♪ アマール・アマール ♪
“ ♪ ライ・ライ・ライライ
  ・・・”
この繰り返される短いフレーズに
色々な思いがこもっていて
聴かせます。
二曲目の
 ♪ 最後の恋 ♪
とても情熱的に歌い上げられ
ました。

バンド演奏の後、
♪ So In Love ♪ のダンス。
きらきらと輝く黒燕尾の衣装で
「時空」公演の時のように、
さっそうと男役のカッコよさを
ビシッと決められました。
♪ 見果てぬ夢 ♪  
“♪人は何ゆえ見果てぬ夢をみる〜”
掛け合いで歌われたこの歌、
お二人の思いが天馬のように
駆け上っていくようで胸に
迫ってきました。
お二人の代名詞のような
♪ 幸せを売る男 ♪ 
会場を回って、笑顔と幸せを
振りまいてくだしました。

アンコールは汀さんの
♪ マイウェイ ♪ 
“♪〜私は私の道を行く・・・”
熱く、力強い歌声に心動かされ
ました。
「時空」公演の最後の歌
♪ My Song ♪ を思い
出します。

アンコールの後も名残惜しく、
楽しいトークが続きました。
♪ So In Love ♪
♪ TAKE5 ♪ 
「燕尾着てるし・・・
私の口三味線で・・・」
と洋さんのカウントで再び踊る、
うれしいサプライズもありました。

OSKのトップ男役 
桜花昇ぼるさん、美砂まりさん、
又「時空」で共演した
沙月梨乃さん、未央一さん、
OSKのOGの方々、
宝塚のOGの鳩笛真希さん、
千城恵さん、
漫才の宮川さゆみさんと
会場も一段と華やかで、
賑やかに盛り上がった至福の
時間でした。









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