2014 Memorial
★ 日時
★ 場所
★ 公演名
2014.02.07(金)
-02.16(日)
大阪
松竹座
道頓堀
喜劇祭り
笑って泣いて
お・も・て・な・し
道頓堀
喜劇祭り
笑って泣いて
お・も・て・な・し
2014.02.07(金)
-02.16(日)
大阪
松竹座
●出演
星 由里子
渋谷 天外
芦屋 小雁
藤山 扇治郎
増田 英彦
曾我廼家 寛太郎
舞羽 美海
紅 萬子
洋 あおい
里見 羽衣子
桑野 藍香
植栗 芳樹
田村 ツトム
長江 健次
一、一姫二太郎三かぼちゃ
●あらすじ
田舎の資産家である西田家は、四男二女に恵まれ、
長女安子さん、次女富子さんは良家に嫁ぎ、
長男一郎さん、次男二郎さん、四男四郎さん
(増田英彦/田村ツトム)も、それぞれ大学を
出て都会の会社で重要なポストで活躍している
とのことでした。
ただ一人、三男の三郎さん(藤山扇治郎)だけは
田舎で父親甚太郎(芦屋小雁)、母親おひささん
(星由里子)と共にひっそりと暮らしていました。
今日は、母親おひささんの還暦のお祝いがあり、
西田家には朝から村の人達が出入りしての大賑わい
で、三郎さんもご馳走作りにてんやわんやです。
都会に出ている子供達も久しぶりに集まり、
皆で昔話や出世話に花を咲かせますが、三郎さん
だけはそんな華やいだ兄弟達の話には入っていけ
ませんでした。
というのも小さい時から学校嫌いでわんぱくだった
三郎さんと兄弟達は馬が合わず、兄弟達は学校の
成績が良いのを鼻にかけて、三郎さんを除者にして
いたのです。
それでも、三郎さんはじっと我慢するのでした。
その三郎さんに、出世しているはずの兄弟達が
温かい兄弟愛で救われる時が……。
二、大阪下町物語
●あらすじ
大阪のとある下町に、クリーニング店の貞一さん
(渋谷天外)と炭屋の伍平さん(曾我廼家寛太郎)
のお店が向かい合ってありました。
二人はこの界隈では知らぬ人がいないほどの
喧嘩友達で、貞一さんは親の代から引き継いだ
口喧嘩、一方の伍平さんは、若造に舐められて
たまるかとばかりに、金が有り過ぎて困り
遊ばせているとか、海外旅行の話など大きな事
を言うものの、その台所は火の車という具合
でした。
ある日、伍平さんに問題が持ち上がります。
娘の妙子さん(舞羽美海)が嫁入り先から
逃げ帰って来て、その嫁ぎ先から借りていた
大金を返さなければならなくなったのです。
しかし、ない袖は振れず、娘の幸せを思う
親心から永年住み慣れた家を売る決心をします。
そうと知った貞一さんは、永年の喧嘩相手の
窮地をほうっておけず、伍平さんに知られない
ようにそっとお金を工面したいのですが、
そこに昔から妙子さんを慕っていた貞一さんの
息子さんの新治さん(藤山扇治郎)も絡んで、
「そっと」は思わぬ方向へ…。
新たに始まった喧嘩は、どこかいつもとは
様子が違うようで…。
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