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★ Special Report
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DIGITAL 奈良新聞
2025.06.05 より
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元OSKトップ洋あおい
若獅子会公演
「知覧へ」に出演
-戦争背景に描く人間愛の物語-
若獅子会プロデュース公演
おおさかバージョンVII
昭和100年 終戦80年祈念「知覧へ」
「殺陣を舞う 雪月花」が4日、
ABCホール(大阪市福島区)で開幕した。
「戦争劇でも反戦劇でもない。
(中略)
風化させてはならない日本人の心の
傷痕を感銘深く描く」とのスタンスが
貫かれた「知覧へ」(笠原章脚本・演出)
は戦争を背景に、昭和・平成を力強く
生き抜いた人々の人間愛の物語。
元OSK日本歌劇団トップスター洋あおいが
特攻隊員から「知覧の母」と慕われる
食堂の女主人・高島マキを演じているほか、
OSK出身の有希晃、雪乃美玲が出演している。
8日まで。
知覧(現在の鹿児島県南九州市知覧町)
には太平洋戦争末期、戦闘機で敵艦に
突撃する特別攻撃隊(特攻隊)の出撃地と
なった陸軍知覧飛行場があった。
第1幕は、死を覚悟して飛び立つ若者
たちの姿を描く。
「ホタルになって帰ってくる」と約束
した若者、愛情深く育ててくれた継母
を遺書で始めて「お母さん」と呼べた
若者、結婚の約束をした日本人女性を
残して飛び立つ朝鮮半島出身の若者…。
彼らは「知覧の母」マキに、大切な人
への手紙や遺品と共にあふれる思いを託した。
一方、手塩にかけて育てた部下だけ
を出撃させるわけにはいかないと、
共に飛び立った教官・香川正三(笠原)
は機体の故障で海上に不時着。
意に反して生き残る。
第2幕は香川の生きざまを中心に、
生き残ったことへの負い目を背負って
戦後を生きる男たちの後半生をたどる。
敗戦、そして高度成長と目まぐるしく
変わる価値観に翻弄されつつ、自分の
道を見つけていく者たち…。
死んでいった若者たちを供養し、
語り継ぐマキはまた、生き残った男
たちが精一杯に生きた、それぞれの
人生を受け止め続けるのだった。
芝居に続き「殺陣を舞う 雪月花」
(若獅子剣求会構成・演出)があり、
笠原はじめ出演者が音楽に乗せて
殺陣や舞などを見せる。
以下、略。
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